『いつからズボン下は「ステテコ」と呼ばれるようになったの?』
『そもそも「ステテコ」ってどういう意味??』
『モモヒキ、パッチとは違うの??』『今ステテコは何処へ?』
ステテコの誕生と衰退・進化の歴史をたどり、その謎に迫ります。
モモヒキ(股引)
袴の下に股引を着用している姿
室町時代の絵巻物「慕帰絵」より
「ステテコはモモヒキの変形である」
という説から、モモヒキが現れたとされる室町時代を、ステテコ史の出発点とする。
モモヒキは、脚にぴったりと沿わせ、反対に腰にはゆとりをもたせ、左右別々に筒状に仕立てたものを紐でつないだものである。
モモヒキの語源は一般に、モモハバキ(注1)から転じたと言われているが、すねに巻き付ける布状のものが、ズボン式であるモモヒキに成長したものと考えるのは少し飛躍を感じる。
また、モモヒキと山袴(やまばかま)(注2)の間には、作りや着用法に多くの共通点が見られることなどから、袴(はかま)とモモヒキは互いに影響を受けてきた確率が高いという説もある。