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研究本部 開発日誌

vol14.青木英夫先生との対談(2)

(以下 青木先生=青木  所長=所長)

青木  早速ですが、今日はステテコのことで何か相談したいことがあるとの
     ことでしたが

所長  そうなんです。実は『パンツを穿かずにステテコを直接穿くのが正解
     なのか?それともパンツの上にステテコを穿くのが正解なのか?』
     ということで、ここしばらく研究所内でもめていまして。。

青木  なるほど。ステテコの着用方法でもめておられるのですか。

所長   もちろん、「個人の自由」と言ってしまえばそれまでの問題ではあると
     も思うのですが、それにしても私自身、「本来はこうだ」ということをキッ
     パリ言えないことに不甲斐なさを感じておりまして。。そこで青木先生
     に風俗史学的な見地からこの問題について「本来はこうだ」ということ
     を出来ればご教授いただきたくて、、

青木  なるほど。そういうことですか。

 

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青木  ところで、所長さんは例えば、江戸時代までの銭湯は男女混浴だっ
     たということはご存知ですか?

所長  え、そうなんですか!

青木  そうなんです。男女混浴だった為、男性の武士階級は浴衣(ゆかた)、 
     一般階級は風呂フンドシを身につけて、女性は腰巻をつけて風呂に
     入っていたんです。

所長  なるほど、ゆかたを漢字で「浴衣」と書くのもその名残ですね。

青木  そして江戸末期頃から次第に別々に入るようになってから、何も身に
     付けずに裸で入浴するようになっていったわけです。このように現代
     では当たり前のようになっていることにも、そのルーツといいますか、
     流れがある。そういう意味では所長さんが悩んでおられる問題に関し
     ても、確かに風俗史がお役に立てるかもしれませんね。 (続)

 

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