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研究本部 開発日誌

高橋理子さんインタビュー(1)

[Art&Steteco PROJECT]参加アーティスト・インタビュー<第1弾> 

HIROCOLEDGE&Co. 高橋理子さん

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HIROCOLEDGE&Co.』は、アーティストの高橋理子さんが様々な企業と共に生み出すプロダクトライン。使用目的や素材、製造技法に適した図柄を円と直線のみで表現し、シンプルでありながら、もの作りの進化のきっかけを生み出しています。100年後の未来に伝統として残るもの作りを目指し、挑戦を続けています。


__1枚の手ぬぐいを一度も断裁することなく作られた、"SLEEVE BAG"をお見かけしたのが2008年の夏。色鮮やかなテキスタイルにまず目を引かれたのですが、日本の伝統技術を今に活かすためのモノづくりや、固定概念に捕われず、和と洋をボーダレスに捉えるクリエイティブな活動内容を知り、一緒にステテコを作って欲しい!と思いました。その頃、高橋さんはsteteco.comのことをご存知だったのでしょうか??


インナーウェアとしてだけではなく、新しい視点でステテコを捉え、ステテコを知らない方にまで興味を持ってもらおうと試みているsteteco.comのことは以前から知っていました。


__そうだったんですね。プロジェクトに参加していただけて、とても嬉しかったです。引き受けてくださった理由は?

私の活動は、常に実験と検証の積み重ねです。ステテコ研究所と言う名前にも、様々なことに挑戦するという思いが込められているようで、もの作りへの思いが共有できそうだと感じました。


__ありがとうございます!


1062-76-04-77_06.jpgHROCOLEDGE & Co. for steteco.com


__ステテコの素材、クレープ生地にプリントするにあたって、工夫した点などはありますか??


私の柄は円と直線だけで構成されているのですが、生地の収縮により正円が楕円になってしまったり、生地のゆがみにより直線が曲がってしまうなど、シンプルなだけに、様々な影響が目に見えやすいんです。そのため、デザインのデータを生地の収縮率に合わせて縦方向に伸ばしてからプリントし、洗いなどの仕上げ工程の後に正円や直線が出るようにと留意していただきました。


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また、タンクトップは前後で実は柄を変えています。脇も柄が円の中心で合うように型紙に合わせて柄を配置しています。生地の幅に対してどれくらいの大きさのプリントが可能かということなど、素材と技術のバランスを考えながら、且つ生地になるべく無駄が出ないようにデザインしました。表面の目に見える柄のデザインだけではなく、生産工程にも目を向けてもの作りをすることは、時間も労力もかかりますが、仕上がった時の満足感は大きいですね。今回も生産ご担当の方と細かく連絡を取りながら、楽しいもの作りができました。


__高橋さん自身も欲しいと思って頂けるようなアイテムを、デザインしてくださいとお願いして、レディースサイズのトップスやローライズボトムなどをご提案していただきました。

ステテコというと、女性は手にとりにくいかもしれませんが、季節を問わずいつでも身に付けていたいと思うような着心地の良さなので、まずはタンクットプなど身近なアイテムから挑戦していただければと思います。
綿クレープの着心地の良さや、吸湿性がありながらも乾きやすいという素材の機能をもっと女性にも気軽に楽しんでほしいと考えて、定番商品で扱っている無地のカラーステテコとコーディネイトできる配色にしたのもポイントです。


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__どんなシーンで着て欲しいですか?

タンクトップとショートパンツは、ルームウェアとしてはもちろんのこと、海やプールで水着の上にも着ていただきたいですね。


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 ■steteco.com[Art&Steteco PROJECT]  http://www.steteco.com/asp2010/

■HIROCOLEDGE http://www.hirocoledge.com/



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