研究本部 開発日誌
贈り物が、さらに特別なものになりますように。
贈り物に込めた「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちと一緒に添える、特製ギフトカードを作りました。
活版印刷で印刷されたバラと四葉のクローバー。 Ryu Itadani 氏による、このギフトカードの為の描き下ろしです!
ステテコの綿クレープ生地の布面に出るシボ(凹凸)のように、愛すべき凹凸が出るその印刷方法をご紹介します!
ステテコ研究所員がお届けする、steteco日誌 〜オリジナル ギフトカードを作ろうの巻〜
都内某所___印刷所が多く点在するエリアにて
今回印刷をお願いした、Printed Things(プリンティッド・シングス)は活版印刷とデザインを組み合わせたユニット。
Printed Thingsの渡邊さんにお話を伺いながら、その製造過程を見させていただきました。
印刷所に入ると、小気味よい印刷音と、レトロな印刷機が目に飛び込んできます。
所員 かっこいい機械ですね、いつから使われているのですか?
渡邊 父の代からずっと使っている機械なんですよ。 自分は6年前から父の仕事を継いで使うようになりました。
それまでは、最新機器を使う印刷会社に務めていて、最初は継ぐかすごく悩んだんですけどね。
所員 お父さんの時代から…歴史がありますね。この機械はドイツ製ですか。
渡邊 そうですよ、今ではこのような古い印刷機を探しているコレクターの方もいるそうです。
所員 へ〜、この機械でどのように印刷するのか楽しみです。
渡邊 これが今回出来た凸形の版になります。
所員 わぁすごくいい感じっ!
版の余分な箇所をカットしていきます。
インクを注入。
機械にセットして、様子を見ながら、位置合わせ。 手作業で印刷位置を合わせていきます。
プレスの瞬間。
この赤いハンドルで圧力の加減を調整します。 圧力の強さのよって雰囲気が異なるので、緊張の一瞬。
位置合わせをしながら、圧力の強さも決めて、いざ印刷へ!
所員 予想以上に手作業が多いですね!
渡邊 そうですね、位置合わせや、圧の力加減もそうですが、インクの色も依頼があれば希望の色を1から作りますよ。
凸形の版と紙に圧力をかけてプリントをする事で、印字面に出る凹凸が、あたたかみのある風合いを生み出す活版印刷。
最近その良さが見直されてきていて、嬉しく思っています。と、機械を横にハニカム渡邊さん。
お土産にクローバーカードのサンプルをいただいて、なんとも晴れやかな気持ちで、印刷所を後にしました。
「贈り物が、さらに特別なものになりますように」。
着心地とデザインにこだわったステテコに、優しい風合いのギフトカードをそっと添えて。
今週末の「父の日」や、「残暑お見舞い」、これからの贈り物に、想いを込めて丁寧に包んだ無料のギフトラッピングご用意しています。 ぜひご活用下さいませ!
※写真のイメージは父の日仕様のラッピングになります。 通常ラッピングにブルーのリボンとシールは付きません。